冬の終わりに

 日誌の更新が滞っておりまして、まことに恐縮です。

登った山やルートのことは、遅くなっても必ずこの日誌に掲載してまいります。

今日は、3月の終わりに登った八ヶ岳の中山尾根の様子を掲載いたします。

いつも通り
未明から

月が出ていますが
この日は時間が経つほどに天候が荒れてくる予報です

少々暗いですが、登攀開始




上部岩壁

傾斜が強いですが

気合を入れます

負けません

フリーで

突破


完登

がんがん登ったおかげで、朝の6:30にトップアウトしてしまいました。
時間が余ったので小同心クラックへ向かいましたが、急ピッチで天候が崩れだしたので、素早く下山しました。

まだ朝です

今回のお客様も、昨年からのコロナで思うように冬山を登れず、冬の終わりのタイミングでしたがチャンスがあるなら八ヶ岳へ行って登りたいと強く願っていらっしゃいました。
幸い天候に恵まれて、中山尾根を登ることができたのでした。
「登りたい」という気持ち、これこそが山における花、太陽、月、宝石、何でも良いですが、そういうことではないかと思います。