八幡岩周辺 再訪と新たな完登
今年の夏に訪れた八幡岩の岩峰群に、新たなラインを見出すべく再訪しました。
まずはこの岩峰
カラスマ(涸ス間、烏丸)岩峰群2峰
2峰の頂上から南に伸びる岩稜を試登します
取り付きはここから
最初の核心は少々風化したスラブです
ランナウトして怖いですが、ボルトは持ってきていません
怪しい空模様ですが、なんとか降られずに済みそうです
2ピッチ目
2ピッチ目のビレイポイントはテラスに採りました
3ピッチ目
カラスマ2峰完登
2峰から八幡岩方向へ
八幡岩
今回は尾根上のラインに忠実に、正面から登ります
このラインには古い残置ピトンがありました
1ピッチ目の核心
風化していて恐ろしい
1ピッチ目のビレイポイントにしたテラス
洞窟の右のフェイスに残置のピンがありました
2ピッチ目は左のリッジ上へトラバース
3ピッチ目
このスラブの箇所は風化がひどくボルト無しでのリードは危険なため、
リードは左から歩いて巻き、フォローのみフリーで登りました
八幡岩頂上
このラインは1ピッチ目が過去のルート(八幡岩東尾根?)と
重複しました
最後は裏八幡岩
見事なクラックのラインがありました
裏八幡岩のラインも完登
下山して乾杯
この日は天候が微妙でしたが雨に降られることなく登ることができ、何よりでした。
(下山して金峰山荘の前に戻ってきたら、霧雨が降り始めました。)
冬も間近になってきて、小川山も冷え込むようになりました。
カラスマ(涸ス間、烏丸)岩峰群2峰
3ピッチ、5.10aほどでした
八幡岩周辺の岩峰を裏八幡岩まで繋げて登るラインもできました
(上記の赤いラインはおおまかです。実際のラインはもう少し複雑です)
八幡岩のラインでは、残置のピトンやリングボルト、RCCボルトを使用しました