錫杖岳 左方カンテ



錫杖岳の左方カンテを日帰りでご案内させていただきました。
天気予報では今季一番の冷え込み、3000mでは-10℃とのことでした。


早朝出発
槍ヶ岳が見えました

写真ではお伝え出来ないのですが
非常に冷え込んで、寒かったのです

遠くに前衛フェースが
朝日に輝いていました
暖かくなりそうです

黄葉

青空に恵まれました

この迫力は特異です

左方カンテの取付きにて
ぽかぽか陽気になってきて、一安心

いよいよ登攀開始
 


2P目は傾斜が増します

ぐいぐい

どんどん




3P目は、いよいよ核心部







ぶっ立ちの壁

挑戦

上部が見えてきました

4P目は、チムニー



出だしが狭くて苦しい

チムニーを抜け

フェイスから

カンテ

大テラスで一息

本峰が見えました

6ピッチ目は
チムニーとカンテ
出だしの松の木は、かわいそうに折れてしまっていました

名残惜しいですが

もうすぐ

終了点

完登

槍ヶ岳から西穂高岳まで、
雲一つない展望です

乾杯のコーラ
ご馳走さまでした

懸垂は

「注文」を下りました



北沢大滝
次回は、ここからスタートして本峰に登頂するルートに挑戦です

日中はぽかぽか陽気の快晴に恵まれて、楽しみながら左方カンテを完登することができました。
「左方カンテ」という名前ではありますが、チムニー、ルンゼ、フェイス、カンテ、スラブなど多彩なルート内容です。
山頂では今回もコーラで乾杯しました。

朝は冬さながらの冷え込み、昼は晩秋の趣、秋と冬のはざまの時期です。穂高の稜線は冬・雪化粧でした。

次回は錫杖岳の山頂に至る長いルートに挑戦です!