爺ヶ岳東尾根

3月に、爺ヶ岳東尾根をご案内させていただきました。




一日目
登山口で準備です

出だしはほとんど雪がないのですが
傾斜が急で、凍っています

雪が出てきました

晴れて

きれいです
頚城方面が見えます

春の雪尾根

日差しが強いです

爺ヶ岳が見えました

今日のお宿

仕上げました

翌朝
いよいよアタックです
いつも通り未明から

東の空が

明けてきました



美しい



P3
ここから先はトレースなしでした



こんな景色が見られたのは

久しぶりです

美しい風景にめぐり合えて
幸せな朝です





神々しい

P2からの雪稜は
緊張する場面です



P1を越えて
爺ヶ岳の山頂が目前に

しかしながら、ここから猛烈な風が・・・
まっすぐ歩くことも困難です
もう、そこが山頂なのに

地吹雪で目も開けられない
空は晴れていますが、風が強すぎます
山が殺気立っていました

何としても完登したい・・・
でも、そんな気持ちが通じる状況ではありませんでした
すぐにここから引き返すことにしました

地吹雪が来ると

目も開けられず

ひたすら耐えて、おさまるのを待つのみです

どんどん下りても、地吹雪が追いかけてきます
下山も全力です

天候は悪化していきました

やっと

ベースに帰還

昨日作ってくれた小さい雪だるまが
出迎えてくれました

一日目は穏やかな晴天で、気持ち良いアプローチになりました。
テント泊も快適で、楽しい時間になりました。
二日目、神々しく美しい朝焼けに巡り会えました。

山頂目前で引き返すことになりましたが、風が猛烈でした。
自然が猛威を振るい始めたら、人間は何もできません。
与えられた状況の中で力を尽くすことができたことが、良い思い出になりました。
頂上を極めることはできませんでしたが、これ以上進めないというところまで、精いっぱい挑戦したのです。